てんかん

受給事例

40代女性 障害基礎年金2級
 就労支援事業所B型に通所されているという方からおのご依頼でした。       26歳の頃、突然てんかんの発作が起きて救急搬送されたのが始まりでした。その後は数年は薬で発作は抑えられていたが、年に3回ほどは大きな発作が起き、仕事に就いてもてんかんの発作で倒れることがしばしばあった。結局仕事は長続きはせず、職を転々とし、40歳を過ぎたころに手術を受けたものの、数か月で別の症状が出始め、てんかんの発作も週に1回ほど起きるようになった。
 初診が20年以上も前にあり、病院に確認した所カルテなどの記録は残っていなかった。しかし、病院にかかっていた時の領収書などをお持ちであり、また、第三者証明を取ることができ、初診を証明しました。結果、障害基礎年金2級が認定されました。一度はあきらめかけた障害年金を受給でき大変お喜びでした。
40代男性 障害基礎年金2級
 小学校の頃からてんかん発作がでるようになり、よく意識を喪失して倒れておられたそうです。その後何度か入院し薬を調整してもらったところ発作は出なくなりました。成人してからも発作は殆ど出ていなかったそうです。
 ところが40代になった頃から再び発作が出るようになり、突然倒れてケガをすることが増えたそうです。会社からは運転時のリスク等を考慮し、倉庫勤務の短時間パートへ切り替えを行う旨通告され、ご本人も渋々了承したようです。その後、収入は半分程度まで減ってしまい、経済的に立ち行かなくなり障害年金の請求を考えられました。
主治医は障害年金に対し協力的で診断書作成を快く引き受けてくれました。
 但し、てんかんでの請求で使用する診断書は精神疾患用の診断書です。そのため日常生活状況をしっかりと診断書に反映させないと不支給になる可能性が非常に高いのも事実です。
 てんかんの方は発作が起こると何もできない状態となりますが、それ以外は健康な人と変わりませんので、普通に医師へ診断書の作成を依頼すると日常生活に関する項目を軽く書かれ場合があります。すると、日常生活に支障が無いと判断されて不支給とされてしまうのです。
 診断書作成依頼時に、ご本人から聞き取りを行った日常生活状況聞き取り状況表を添付、主治医にご本人からお渡しいただいたところ、無事障害基礎年金2級の支給が決定いたしました。