受給事例
- 女性 40代 障害基礎年金2級
- 幼少期より、知的障害の兆候が見られ、小学校で先生から病院で受診するようにアドバイスをされたが、両親の仲が悪く、また虐待を受けていたこともあり、すぐに診察を受けることができなかったそうです。中学生になってからは、虐待に加えいじめもはじまり、その結果情緒不安定になり、中学2年生の頃になってやっと病院で受診をしました。診察の結果は知的障害と診断され、H27年に療育手帳を取得され、現在は、ご主人の介助がないと生活できない状態で、今後の生活不安が高まり当事務所にご相談に来られました。
ご両親が非協力的なこともあり、初診日認定ができず、結局当時の学校の先生にお願いして第三者証明書を作成してもらいました。うつの症状もあったことから、ご本人様は動けず、診断書はご主人が病院に依頼。主治医も協力的なことから問題なく取得できました。提出4か月後、無事障害基礎年金2級が決定しました。 - 男性 20代 障害基礎年金2級
- 3歳時健診で指摘を受け、その後近隣のクリニックを受診したところ自閉症と診断されました。
小・中学校は特別支援学校へ通いました。
高校卒業と同時にグループホームに入所し、B型就労継続支援を希望しましたが行える作業がないとして断られ、日中は生活介護に通うことになりました。療育手帳はB1でした。
高校生の頃から知り合いの方より障害年金の事を聞いておられ、20歳になったと同時にご紹介で当事務所に相談にこられました。
今回の請求だけでなく、知的障害の場合は病気ではないことから通院もしておらず、診断書を依頼できる医療機関探しに苦労する場合が多々あります。
この方は、高校生の頃に数回受診したクリニックの先生に診断書依頼をずっと頼んでいたことから、診断書をスムーズに入手することができました。
お母様から日常生活状況を聞き取り、取りまとめたものを診断書作成時に一緒に医師に手渡し請求したところ障害基礎年金2級が決定したいました。
20代で知的障害の診断書取得医療機関がわからない場合は
知的障害更生相談所へご連絡を