パーキンソン病

受給事例

50代女性 障害厚生年金2級
 10年ほど前から手足の動きにくさを感じ、よく転倒するようになったので不安になり、近隣の整形外科を受診。精密検査を受けるため市内の大学病院を紹介され、検査の結果パーキンソン病と診断されました。その後も薬を飲みながら仕事を続けていたものの、次第に薬が効いている時間も短くなったことから上司とも相談の上休職。結局仕事に復帰できる状態ではなく退職をされました。
 そもそもパーキンソン病では、薬が効いてオンオフがしっかりと管理できているうちは、審査の対象とはなってこず、薬を飲んでも管理できなくなったり、日常生活がより制限されるようになってはじめて障害年金の対象となります。 
 今回の件、オフ状態の長さ、痛みや震え、歩行、手や足を使う動作についてご本人より詳しくヒアリングを実施し、オンオフの状況をまとめた申立書の写しを診断書作成の資料として主治医に渡しました。
 結果、障害厚生年金2級が決定しました。障害年金を受給することで、生活不安がいくらかでも和らいだと大変お喜びでした。